「4つのポイント」で商品ページを磨き直そう

「なんだかパッと仕事の手が空いてしまった…」「正直、コロナの影響で仕事が減ってしまって暇…」なんて方はいらっしゃいませんか?

そんな時は商品ページ改善のチャンス!普段気になっていてもなかなか手をつけられていないという方も多いと思います。
パッと見に派手な施策ではないかもしれませんが、確実に効果があるのが商品ページ改善。
しかも一度直してしまえば長期に渡って効果が見込めます。

今回は「商品ページ改善に役立つ4つのポイント」をご紹介いたします。いまこのコラムを読んだのがいい機会です。今日から着手してみましょう!

1. 一番のアピールポイントは先頭に

「一番のアピールポイントは先頭にもってくる」
はい、それだけです。なーんだと思われるでしょうが、あるお店はこの改善でなんと売上が3倍に増えました。嘘みたいな話ですが、本当のことです。

お客様はページの頭をチラッと見ただけで、その商品が魅力的かどうかを判断します。先頭を見て興味がわかなければ帰ってしまうでしょう。
ですからその商品の一番の売り・魅力を一番上に書き、そこまで魅力的じゃないな…というポイントは順番を変えて目立たなくしたり、削ってしまいましょう。

「なんだ、そんなのもうできてるよ」と思った皆さん、本当にちゃんとすべての商品で徹底できていますか? いま一度、見直してみてください。
ちなみに一番の売りを先頭に書いても、目立たなかったら意味がありませんので、そこのところもチェックをお忘れなく、ですよ。

2. “勝てる”商品アピールに

次は「商品の良さをきちんと伝えているはずなのに、どうもライバルに押され気味だ」という場合のポイントです。

こういったケースではまず「ライバルとどういう基準で比較されているか」をきちんと見極めることが大切です。

もしその基準でライバルに勝てるようならそこをもっと押していくべきですし、そうでないなら「自分が勝てる基準」を見つけてそこをアピールしましょう。(言うまでもないことですが、それがお客様にとって魅力的であることが前提ですよ!)

たとえば「崩れにくい口紅」という基準で叶わなければ、代わりに「荒れにくさ」や「うるおい」でアピールする。化粧下地の「美容成分の先進性」で負けているなら、代わりに「オーガニック」や「毛穴カバー力」をアピールするなど、あなたのブランドの商品が優れているポイントをフィーチャーしましょう。

お客様が商品を選ぶ基準は人によって千差万別。商品の良さを伝えるために、なにもわざわざライバルと同じ土俵に上がる必要はないのです。
「勝てる基準」を見つけ、そこをアピールしていきましょう。

3. 放置ページを磨き直そう

一生懸命作り上げたページを変えるのって、勇気がいりますよね。 「こんなに頑張って作ったんだから、下手に手を加えない方がいい」、そう思う気持ちもよくわかります。

でも、お客様の意識や市場は日々刻々と変わっていきます。お客様に「刺さる」ポイントも日々変わっていくのです。

たとえばいまさら「コンディショナーとは」「クッションファンデとは」といった説明だけでは売れませんよね?
ライバル商品が多数発売されていますので、選ばれるには商品ジャンル自体の新しさ以外にもアピールポイントが必要になってきます。
商品の市場での立ち位置や、お客様の意識は日々変わっていきます。
それに合わせて訴求もアップデートが必要なのです。


ちなみに「リピーターが多いから、下手にページをいじったら離れていってしまうかも」と心配する方もたまにいらっしゃいます。
ですが、ご心配にはおよびません。
商品ページで接客が必要なのは新規のお客様です。
リピーターの方はすでにその商品の良さを分かっていますから、ページが変更されたことが原因で離れてしまうことはありません。ですから、安心して商品ページをどんどん改善していきましょう。

4. 商品説明の量は適切に

おしゃれな写真がたっぷり。
でも説明はちょっぴりな商品ページ。
逆に、長文がダーッとずらずら続いている商品ページ。
どちらも、たまに見かけます。

でも知りたいことが書かれてなかったり、逆に情報が多すぎて目がすべってしまったりと、どちらもお客様にとってストレスなく買い物できる状態とはいい難いですよね。

商品ページは店頭での接客と同じです。
店員さんの説明がなさすぎても、逆に多すぎても良い接客とは言えません。

お客様が知りたいことが知りたいタイミングで、適切な量で書かれている状態がベストです。

お客様の視線の動きや心理を想像して、そのバランスを突き詰めていきましょう。

以上の4つのポイントを意識して、ぜひあなたのブランドの商品ページを磨き直してみてください。
今までの何倍もの魅力を放つページに変身するかもしれません。
でも、どうしたらいいか迷ってしまったり、誰かに意見を聞きたい時は、遠慮なくお声掛けくださいね。
私たちプロフェッショナルが、全力であなたのブランドを輝かせるお手伝いをさせていただきます。